【J3第13節】ブラウブリッツ秋田vsロアッソ熊本

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ブラウブリッツ秋田 1-2 ロアッソ熊本

昨年J2から降格した熊本、現在J3の2位につけ1年でのJ2復帰を目指しています。

今日は秋田のホームへ乗り込み、勝ち点3を狙います。

秋田は下位に沈む今シーズン、上位の熊本相手とはいえこちらも勝ち点3を狙います。

秋田は3-4-3(3-6-1)でワイドなサッカー、熊本は4-4-2でゲームが始まりました。

14分、秋田は田中雄大選手のCKを山田選手がダイレクトで合わせて先制点を奪います。貴重な貴重な先制点は秋田に入りました。

その後も前線からの激しいプレッシャーで熊本を押し込めます。

ところが、押し込んだところを奪われ電光石火のカウンターを食らい、19分に同点ゴールを献上。高瀬選手が熊本の左サイドでフリーで受け、左足一閃。簡単なシュートではなかったと思いますがしっかり逆サイドのネットに沈めました。

熊本の勢いは止まらず、激しいプレッシャーから秋田の垣根選手が熊本の選手にバックパスのミスパス、ミスパスを受けた北村選手が一人で持ち込み逆転シュートをねじ込んで逆転に成功しました。先制点を奪われてから8分で同点・逆転、あっという間の攻撃でした。

熊本は逆転後も激しく早いプレッシャーで秋田にプレーさせる時間を与えず、秋田はチャンスを作ることができないまま時間が過ぎていく展開となりました。時折、プレッシャーを回避しワイドに開いた両サイドの選手に長いボールが出て、サイドからの攻撃を見せることもありましたが決定機は作れず。センターバックの尾本選手を下げて右サイドに沖野選手を投入しましたが効果的な交代になりませんでした。最後までホームで勝利を目指す気持ちは見られましたが試合はこのまま終了。勝利した熊本は、首位北九州の結果を受けて入れ替わりで首位浮上。とても良いサッカーをしていましたので1年でのJ2復帰も現実的かもしれません。

今回の(シリーズ化できるか?)気になる選手!

秋田は8番和田昌士選手!際どいミドルシュートを何本も見せていました。うち1本はクロスバー直撃、その跳ね返りで1失点目のカウンターの起点となってしまいましたがそれは結果論。ドリブル突破も見せていましたし、まだ22歳のようなので今後の成長が非常に楽しみです。

和田 昌士 ブラウブリッツ秋田

熊本は2人いたんですが、1人は次回に取っておくとして、今回は北村知也選手!逆転ゴールは「俺が決める!」という意気込みが伝わってくるようなドリブル&シュートでした。それ以外もポジション取りや雰囲気など、純粋なストライカーの匂いがする楽しみな選手です。熊本のコーチには北嶋秀朗という素晴らしい元ストライカーがいるので技術を教われる環境もあります。期待です。

FW13 北村 知也|ロアッソ熊本 公式サイト|ROASSO KUMAMOTO OFFICIAL WEBSITE

今回気になったのはDAZN中継。J3は実況の方お一人で中継するんですね。解説の方がいないのでちょっと寂しい感じはしますが、今日の試合を担当した廣田裕司さん、秋田放送のアナウンサーの方なんですね。とても良い実況でした。びっくりしたのは小ネタ?の数々。秋田の山田選手のゴールの際には「9百何日振り(忘れちゃいました)のゴール!」とか、熊本の鈴木選手が警告を受けた際には「鈴木選手は前所属の北九州時代にこの秋田とのゲームで退場経験があります」とか「何情報?」みたいな紹介がありとても楽しく試合を観戦できました。選手だけじゃなく、こういうところにも観戦の楽しみを見いだせるとさらに面白くなりますね。

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