【J1第16節】ベガルタ仙台vsFC東京

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週末はサッカー漬けでした。

締めくくりはJ1、首位のFC東京が残留争いに巻き込まれている仙台に乗り込んだゲーム。東京はあの久保建英選手が抜け、勢いに陰りが見えてきています。ただ、「久保が抜けたから」とは絶対に言われたくないでしょう、意地を見せるか楽しみです。

ベガルタ仙台 2-0 FC東京

ホームベガルタ仙台は4-4-2、アウェイFC東京も4-4-2。お互い同じシステムがガッチリハマる俗に言う”ミラーゲーム”となりました。

そのため、前半はお互いコンパクトに保ちスペースがなく大きなチャンスはなく過ぎていきます。時折東京の強力2トップのディエゴ・オリヴェイラ選手と永井選手にボールが入った時にチャンスになりかけますが、シュートまでは持っていけず。スコアレスで折り返します。

我慢比べになりそうな予感がしましたが、後半からお互いにスペースができ始めチャンスを作りかけます。こうなると監督の采配が楽しみなところですが、仙台は64分に道渕選手を、東京は73分に大森選手を投入します。先制点は大森選手が投入されたその直後、クロスボールに仙台長澤選手が競ったこぼれ球を関口選手が拾ってフェイクを入れながら綺麗に逆サイドに流し込んでゴール!対峙した室屋選手を一瞬外して流し込む技アリゴールでした。関口選手はこれ以外にも自陣から相手陣地まで縦横無尽の上下運動で攻守に貢献、帝京高校から仙台に入団した頃を覚えている身としては、「こんなに良い選手だったっけ…(失礼)」という感想です。このゴールでほぼゲームは決まりな感じでしたが、さらにカウンターで右サイドを持ち込んだ道渕選手が、同様に途中出場のハモン・ロペス選手にボールを流し、豪快なシュートで追加点をゲット。2-0で仙台が勝利しました。

パフォーマンスだけでなく、スタジアムの雰囲気が沸いたという点でも、関口訓充選手が文句なしのマン・オブ・ザ・マッチですね。逆に東京はちょっと心配です。仙台のパフォーマンスはとても良かったんですが、それを差し引いてもチャンスを作る場面が少なく、交代選手もあまり機能しませんでした。特に矢島選手を入れたあとに代えたシステムもあまり効果がなく、スタッツを見るとシュート数は5でショッツオンゴール(枠内シュート数)が0…これでは得点できるはずがなく…

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仙台vs東京 スタッツ

とはいえまだ首位ですから、ここからの巻き返しを期待したいです。

この試合で気になった選手、まずは仙台、交代出場でしたが道渕諒平選手。ドリブル突破も含め良いサイドアタッカーというイメージです。もうちょっと長い時間見てみたい選手ですね。仙台の下部組織出身で甲府にも所属していたんですね、要チェックです。

MF 18 道渕 諒平 | ベガルタ仙台オフィシャルサイト

東京はナ・サンホ選手です。運動量豊富でサイドでチャンスの創出やピンチの回避に働いていました。途中交代で退いてしまいましたが、正直なぜ代えたのかな…という感想です。疲れもあるでしょうが、彼が抜けてさらにチャンスの数が減ったように思えました。調べたところ韓国A代表の経歴もあるんですね。タイプは違えど、久保選手が抜けてもナ・サンホ選手がいれば攻撃は作れそうですね。長谷川健太監督の手腕が見ものです。

ナ サンホ|選手 & スタッフ|FC東京オフィシャルホームページ

最後にどうしても触れたい、ベガッ太くん。

いつも愛くるしい姿を見ておりましたが、今回も相変わらずでしたw

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試合終了後、ゴール裏に紛れていますw
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試合開始前は渡辺監督と気合の握手

これからもチームとともに仙台を盛り上げていって欲しいですね!

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