3種プレミアリーグ、柏レイソルU-18 と青森山田高校の試合を日立柏サッカー場で見てきました。
現在イーストの首位に立つ青森山田高校をホームに迎えた2位柏レイソルU-18。
残り5試合で勝ち点差4の両チーム、熱戦必至の好カードとなりました。
2019.9.21
柏レイソルU-18 2-2 青森山田高校
12分:藤原優大
49分:奥田陽琉
60分:武田英寿
90+4分:真家英嵩
ゲーム
スターティングメンバー
両チームとの4-4-2のフォーメーション。
柏レイソルU-18はトップ昇格の決まっている10番鵜木選手、11番細谷選手がメンバー入り。
対する青森山田高校は浦和レッズ内定の10番武田選手、横浜FC内定の古宿選手がメンバー入りとなりました。
前半
お互いに堅い展開となった立ち上がりでしたが、思ったより早く先制点が入ります。
12分、青森山田高校は10番武田選手の右コーナーキックをファーサイドにいた藤原選手がヘッドで決めてゴール。
勝ち点3が欲しい柏は苦しい立ち上がりとなりました。
その後は柏がボールを持つものの、自陣ハーフに11人で強固なブロックを敷く青森山田を崩すことができず、なかなか効果的な攻めを見せることができませんでした。
前半終了間際に得たフリーキックのこぼれ球をシュートし、際どい場面を作ることもありましたが、柏が1点ビハインドで折り返します。
後半
同点に追いつきたい柏、後半開始早々に攻めに出ると、右サイドの中島選手の綺麗なクロスを奥田選手がヘッドで決めて同点!49分に追いつきました。
その後は柏が押し込む時間が続きます。
青森山田のブロックを長短のパスワークで切り込み、逆転ゴールの匂いが出てくる時間帯となりました。
しかし、中盤でのパスをカットされて青森山田のカウンターが発動。
右サイドでボールを受けた武田選手がドリブルで柏ディフェンスを一人かわすと、そのままカットインして左足シュート。
デフレクションしたボールはそのままゴールに突き刺さり、60分に青森山田が勝ち越しに成功します。
それにしても素晴らしいゴールでした。
再び追いかける展開となった柏は、66分にコーナーキックからクロスバー直撃のヘディングシュートを放ちます。その直後には田村選手のドリブル突破で数人を置き去りにして、エリア内での決定的なラストパスを出しますが、奥田選手がインサイドで押し込んだシュートは枠を捉えることができませんでした。
青森山田は、那俄牲 海選手、金 賢祐を次々に投入し活性化を狙います。
柏は攻め込んでいるものの青森山田の堅いディフェンスをこじ開けることができません。
そんな中、87分に中島選手に代えて真家選手を前線に投入し、細谷選手を右サイドへ転換。
終盤には柏の怒涛の攻撃、コーナーキックを立て続けに獲得し攻めたてます。
90分頃のコーナーキックは上がるのをコーチに止められたゴールキーパーの佐々木選手も、94分の最後のコーナーキックは上がって捨て身の攻め。
すると右コーナーキックをファーサイドから折り返し、交代出場の真家選手がヘッドで押し込んで土壇場で同点に追いつきました。
ゲームはこのまま終了、2-2のドローとなりました。
まとめ
さすがに首位攻防戦、熱いゲームとなりました。
青森山田は古宿選手がディフェンスラインに入っての組み立てが良かったですし、武田選手のスーパーゴールも素晴らしかったです。
そしてディフェンスラインの箱﨑選手と藤原選手のコンビもとても良く、素晴らしいチームでした。
対する柏レイソルU-18、中盤の田村選手のボール捌きが秀逸でした。
チーム戦術なのか両ワイドの中島選手と鵜木選手選手がかなりサイドに張り出すので、インナーラップしてサポートする両サイドバックの動きもとても良かったです。
そして2トップの奥田選手と細谷選手、そして途中出場の真家選手とFW陣の体の強さが目立ちました。重戦車のようなゴリゴリとした突破がとても見応えありでした。
残り4試合で勝ち点差4ということで、青森山田が優勝に向けて大きく前進しました。
イーストがどのような結末を迎えるか、今後もとても楽しみです!
コメント
[…] 【U-18プレミアリーグ】柏レイソルU-18vs青森山田高校プレミアリーグの首位… […]
[…] 【U-18プレミアリーグ】柏レイソルU-18vs青森山田高校プレミアリーグの首位… […]