【J3第31節】ザスパクサツ群馬vsギラヴァンツ北九州

サッカー
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こちらも大詰めを迎えているJ3リーグ、3位群馬がホームに首位北九州を迎えました。
デーゲームで2位藤枝が破れ、勝利すれば得失点差で2位に上がれる群馬はどうしても勝ちたい一戦。
日曜ナイターに4,800人以上が集まった熱いゲーム、両チームの意地がぶつかりました。

2019.11.17
ザスパクサツ群馬 0-1 ギラヴァンツ北九州
36分:高橋大悟

ゲーム

スターティングメンバー

ホーム群馬は4-4-2。ボランチの佐藤祥選手がゲーム中は左サイドバックに入っていました。2トップは岡田選手と加藤選手という機動力のあるコンビでゴールを狙います。

アウェイ北九州もシステムは同じ4-4-2。
ベテランの池元選手がトップに入るシステムとなりました。

群馬vs北九州 スターティングメンバー

前半

首位北九州はショートパスと大きなサイドチェンジを織り交ぜ攻め込みます。
立ち上がりは北九州が群馬を押し込む展開となりました。

しかし群馬は20分、右サイド高い位置でボールを奪うと加藤選手がグラウンダーのシュート。これは左に逸れましたが際どいシュートとなりました。

ペースを握る北九州は、29分に反撃。
ショートカウンターから池元選手がシュートを狙いますが、ディフェンスのブロックに遭いました。

すると36分、群馬のコーナーキックからカウンターで北九州が攻め込みます。
左サイドから右サイドへ展開すると、ボールを受けた高橋選手がカットインしながら左足で巻いたシュート。綺麗に逆サイドネットを揺らし、北九州が先制に成功しました。ゴラッソでした。

さらに39分、群馬右サイドバック吉田選手からボールを奪うと町野選手がシュート。決定的なシーンでしたがここはゴールならず。

42分には福森選手が左サイドから右足で巻いたミドルシュートを放ち、クロスバー直撃の際どいシーンを作ります。

前半は首位北九州が押し込み、1点リードで折り返します。

後半

46分、加藤弘堅選手が際どいミドルシュートを放ち、後半がスタート。

群馬は65分、カウンターから加藤潤也選手が中央でボール受けると左サイドから上がってきた飯野選手へ展開、飯野選手はエリア内に持ち込み左足で強烈なシュートを放ちます。ここはゴールキーパーの高橋選手がニアのシュートをセーブ。

追いつきたい群馬は78分、3人目の交代として姫野選手を下げてディフェンダーの福田選手を投入。
福田選手と田村選手をトップに上げ、パワープレーを仕掛けます。

北九州は粘り強く守りきり、大きな勝ち点3を獲得しました。

注目選手

ホーム群馬からは佐藤祥選手。
ボランチの選手だと思っていましたが、左サイドバックで奮闘していました。粘り強い守備を見せたかと思えばオーバーラップでの攻撃参加も見せており、ポリバレントさを発揮していました。今シーズン、群馬を支えている中心選手と言えると思います。

アウェイ北九州は加藤弘堅選手。
もうベテランの域にきている選手、群馬にも所属していた選手ですがさすがのプレーでした。気の利いた散らしでのゲームメイクは素晴らしかったです。J2で見たいですね。

まとめ

群馬は痛い敗戦となってしまいました。
3位はキープしたものの、4位の熊本と勝ち点で並ばれてしまいました。残り3ゲームですが、2位以内を目指して連勝あるのみです。

対して北九州は大きな勝ち点3です。
2位藤枝に対し勝ち点差は5。残りゲーム数を考えるとJ2昇格にとどまらず優勝も見えてきました。
83分の右サイドの崩しなど、チームとしての攻撃も完成度を上げており、大きな崩れはなさそうです。このまま行きそうですね。

J3もあと3ゲーム。藤枝が2位以内に入ればライセンスの関係で昇格チームは1チームとなる為、J2からの降格チーム数にも影響します。
大注目の残り3ゲーム、楽しみです!

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