いよいよ2019年も大晦日です。
今回は水戸ホーリーホックのメンバーについて書いていきます。
新シーズンメンバー
OUT選手
前回書いた徳島もかなり主力選手が抜けましたが、水戸もかなりの選手の流出がリリースとして出ています。
現時点で去就が未定の選手は磐田からローン加入中の小川航基選手、アルビレックス新潟シンガポールにローン移籍中の大原彰輝選手、アマチュア登録の近藤慎吾選手の3名です。
小川航基選手は所属元の磐田が来季J2であることからレンタルバックが濃厚でしょうか。
既に来季水戸に所属しないことが決まっている選手が以下18人です。
J1へ移籍
宮選手、浜崎選手、志知選手、浅野選手
J2へ移籍
村上選手、石井選手、白井選手、清水選手、黒川選手、茂木選手、前選手、福満選手
契約満了
中川選手、レレウ選手、ジョー選手、斎藤選手、宮本選手、周選手
先日、ステップアップを果たす選手予想の記事を書きましたが、挙げた水戸の4選手はすべて移籍となりました。
特に前選手や福満選手が移籍する福岡は、長谷部監督や田中コーチも同チームに移籍します。
これは水戸のサポーターにとってはかなり受け入れ難いことなのではないでしょうか。
来季の水戸vs福岡は見どころ満載の熱いゲームになること必至ですね。
例年水戸はオフシーズンにガラッとメンバーが替わりますが、今回はさらに入れ替えが激しい年となりました。
守備陣はある程度残ったものの、前目の選手は軒並み移籍となり、木村祐志選手が残留したくらいで、丸ごとチームを作り変える形になりそうです。
この通り、オフシーズンの水戸はネガティブなニュースが多いですが、移籍の何選手かは移籍金が獲得できたという話も聞こえてきます。
育てて移籍金を得てまたクラブを大きくするというサイクルができれば良い方向に向かいそうですね。
IN選手
まだ加入リリースはすべてではないかもしれませんが、現時点で発表になっている選手は以下12名です。
ユースから加入
平田選手
大学から加入
住吉選手、松崎選手
J1から加入
山田選手、山谷選手、前嶋選手、深堀選手
J2から加入
中山選手、安東選手
J3から加入
河野選手、奥田選手、牲川選手
数字上はまだメンバーとしては足りない状況でしょうか。
あまり良く知らない選手も多いですが、上位カテゴリからは有望な若手選手を、下部カテゴリからはその場でしっかり活躍してきた選手を獲得したという印象です。
ちなみにYSCCから加入した河野選手と奥田選手については以下の記事で若干触れています。
奥田選手はゴールも決めています。
ただ、まだ加入メンバーの発表がありそうな感じですね。
まとめ
前述の通り、ゴールキーパーやディフェンス陣はおおよそ残留しました。
左サイドバックの志知選手の移籍は戦力的にはかなりの痛手ですが、外山選手が残留しましたし、横浜FCから(19年はJ3富山へローン)加入の前嶋選手も務められそうです。
問題は中盤から前線ですが、顔ぶれを見るとかなりの実力者が揃っていそうです。
磐田から来た中山選手を軸に前線を構築し、山谷選手や深堀選手を組ませる形でしょうか。
中盤は山田選手と安東選手を中央に据えて、木村祐志選手・奥田選手・松崎選手で2列目を争う状況になるかと予想します。
そう見ると、中央の選手があと1、2枚欲しいところでしょうか。
水戸は監督も代わり、新監督を迎えます。
秋葉忠宏新監督は、直近までアンダー世代の日本代表コーチを務めておられ、高いレベルでのプレーや質は求められそうです。
ただ、監督としては直近が2013～2014シーズンまで遡らなくてはならず、手腕としては未知数と言えそうです。その時はJ2で20位・18位と、水戸サポーターには不安な成績が残っています。
とはいえ、5シーズン以上も前のことですし、代表チームでの経験を還元してくれるでしょう。
新監督、大幅な新メンバーということで、早めに勝ち点を稼げれば勢いに乗りそうですが、初日が遅れるようなことがあると噛み合わないままシーズンを過ぎてしまうリスクもありそうです。
いずれにしても、来季の水戸ホーリーホックの戦いに注目です！
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