【イングランドプレミアリーグ第22節】レスターvsサウサンプトン

サッカー
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今回は珍しく海外サッカーについてです。
岡崎慎司選手が所属していたことでも有名なレスターと、吉田麻也選手が所属しているサウサンプトンの一戦です。
この両チームは前半戦の第10節でサウサンプトンのホームで対戦しており、
なんとその時は0-9でレスターが勝利するという一方的なゲームとなりました。
吉田麻也選手がスタメンの座を失うキッカケになったゲームですね。
サウサンプトンはその時のリベンジを果たしたいところでしょうし、
対するレスターは現在リーグ2位と好調ですから、熱戦必至のゲームです。

2020.1.11
レスター・シティ 1-2 サウサンプトン
14分:プラート
19分:アームストロング
81分:イングス

ゲーム

スターティングメンバー

ホームレスターは4-1-4-1のシステムです。
チョーダリー選手をアンカーに置き、1トップは不動のエースバーディーです。
ゴールキーパーは守護神シュマイケル選手です。

アウェイサウサンプトンは4-4-2。
このゲームも吉田麻也選手はベンチスタートとなりました。
注目はゴールを量産しているイングスです。

レスターvsサウサンプトン スターティングメンバー

前半

リーグ戦ここ5戦を3勝1敗1分と好調なサウサンプトン。
2位レスター相手でも好調を維持した立ち上がりを見せます。

6分、相手のバックパスからの流れでイングス選手がソユンク選手へプレッシャーをかけボールを奪うと、ゴールキーパーと1対1を迎えます。
シュートはシュマイケル選手が2度ストップし貫禄を見せますが、サウサンプトンにとっては大きなチャンスでした。

ペースはサウサンプトンですが、レスターが一瞬の隙を突きます。
14分、自陣で受けたファールのフリーキックを間髪入れずに縦へ蹴り込むと、
1トップのバーディーが抜け出します。
左サイドから丁寧なクロスを蹴り込み、ファーに詰めたプラート選手が押し込みレスターが先制します。
さすがのカウンターでした。

しかしペースは依然サウサンプトン。
19分、左サイドに開いてボールを受けたロング選手が右サイドへ展開すると、
アームストロング選手が切り替えして左足でシュート。
シュマイケル選手の直前にディフェンスに当たりコースが変わるとそのままゴールイン。
サウサンプトンが同点に追いつきます。

43分にはレスター陣地でマディソン選手からボールを奪うとそのまま右サイドからアームストロング選手がクロス。
ニアでシュートを狙ったイングス選手でしたが、ボールはクロスバーに阻まれます。

その直後、レスターのクリアで得たコーナーキックから、エリア内にこぼれたボールをイングス選手が強烈なシュート。
これもクロスバーに直撃し勝ち越し点は奪えず。

前半はサウサンプトンがペースを握りながら、1-1で折り返します。

後半

立ち上がり48分、右サイドからのクロスをイングス選手がヘディングシュート。
これはゴールキーパー正面ながら、後半もサウサンプトンペースで始まります。

58分にレスターはバーンズ選手を下げてイヘアナチョ選手を投入。
このあたりからペースを盛り返してきます。

しかし次のチャンスもサウサンプトンです。
62分にはカウンターでのロングボールが左サイドに出ると、中央に折り返したところをアームストロング選手がミドルシュート。
シュートは大きく上へ外れますが、タイミングとシュート位置的には決定機でした。

レスターは67分にグレイ選手、77分にティーレマンス選手を投入し、
ゲームの主導権を取り返しにかかります。

サウサンプトンも78分にアダムス選手とジェネパ選手を2人投入。

すると81分、代わって入ったアダムス選手が中央でワンツーからリターンを受け、
前線へスルーパスを放ちます。
体の向きからは予測しづらい高難度のスルーパスでした。
これに抜け出したのはイングス選手。
ここまでシュマイケル選手にことごとく止められてきましたが、ここはキッチリと決めてついにサウサンプトンが逆転に成功しました。

さらに83分にはカウンターからレドモンド選手が抜け出し、2対1を作ります。
ラストパスはイングス選手、完全にフリーでの決定機でしたがシュマイケル選手のスーパーセーブに遭います。

守護神の奮闘に応えたいレスター、グレイ選手が左サイドからカットインしてシュートを狙うもののマッカーシー選手にセーブされます。

さらに89分にはフリーキックをマディソン選手からエヴァンス選手に合わせ、ヘッドでゴールへ叩き込みます。
同点に追いついたように見えましたが、VARでオフサイドの判定。
レスターは万事休すとなりました。

このままサウサンプトンが逃げ切り、アウェイゲームを1-2で勝利しました。

まとめ

ホームレスターは首位リバプールを追う中で痛い敗戦となりました。
バーディー選手へボールが入る回数がとても少なく、前への推進力を発揮するシーンが少なかったように感じました。
1トップシステムでそのトップにあれだけボールが入らないと、攻めを構築することが非常に難しくなりますね。

対してサウサンプトンは90分集中力を持続させ、プレッシャーが緩むこともありませんでした。
あれだけプレッシャーを、特に前線からかけられれば相手は自由にプレーできません。
サウサンプトンとしては完勝と言えるのではないでしょうか。
前半戦の9失点敗戦のリベンジ完遂、といったところですね。

サウサンプトンのイングス選手は14ゴール目、素晴らしい活躍ですね。
また近々代表招集もあるのではないでしょうか。

他の試合結果にもよりますが、サウサンプトンはまた順位を上げそうです。
降格圏にいた前半戦が嘘のような快進撃、まだまだ続きそうですね。
吉田麻也選手もスタメン復帰に向けてアピールして欲しい!

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