最下位に沈む磐田が新監督のフベロ氏を招聘して初の試合。
どんなゲームをするか楽しみで磐田のゲームを見てみました。
2019.8.24
ジュビロ磐田 0-2 セレッソ大阪
18分:丸橋祐介
45分:水沼宏太
スターティングメンバー
まずはホーム磐田。新監督がどういうメンバーを選ぶか楽しみでしたが、
これまでの3バックではなく4バックを採用する様子。
新獲得したファビオ選手と大南選手をセンターバックに据え、中盤にはムサエフ選手を起用、アダイウトン選手は左サイドに配置しました。
アウェイセレッソは普段と大きな変更はなし。奥埜選手はこの日もFW。もうすっかりFWとしてプレーしています。
前半
立ち上がりからC大阪が攻める時間が続きます。
8分には左サイドバックの丸橋選手が突破しエリア内に侵入、クロスを入れます。
秋山選手が何とか足に当てますが、清武選手への絶好の落としとなってしまいました。
ダイレクトで清武選手がボレーシュート、超至近距離からのシュートでしたがカミンスキー選手が顔面でブロック！
立ち上がりの失点は一気にペースを握られるところだったので、かなりのビックプレーとなりました。
その後も磐田はペースを掴めず、守りに追われる時間が続くことになりました。
そして18分、水沼選手のドリブルを秋山選手とアダイウトン選手で挟み、アダイウトン選手が足を狩ってしまいファールし、フリーキックを与えると、丸橋選手が左足一閃。弧を描いてゴールに突き刺さるスーパーゴール！ゴールキーパーのカミンスキー選手も届かず。C大阪が先制。
磐田は単調な攻めになり、アダイウトン選手の突破やミドルシュートくらいしかチャンスは作れず。
かなり苦しい展開の上、45分には攻めの縦パスをカットされてカウンターを食らうと、右サイドでフリーになった水沼選手がカットインしディフェンスとゴールキーパーのタイミングを外してしっかりとゴールへ流し込んで2点目をゲット。
前半は0-2での折り返しとなりました。
後半
フベロ監督はFW中山選手を下げて大久保選手を、松本選手を下げて荒木選手を投入する2枚代え。
特に荒木選手の右サイドが活性化し、サイドからチャンスを作れるようになりました。
荒木選手のクロスを大久保選手がバイシクルシュートで狙ったシーンなど、スタジアムが沸く場面が増えて得点の匂いが漂うように。
実際にゴール前まで迫るシーンは増え、もうちょっと、というところまで持っていきますが、最後のパスやシュートに精度を欠き、決定機を作るまでは至らず…最後はアダイウトン選手が単騎で切り込みますが組織で守るC大阪陣営を破れずにタイムアップ。
フベロ体制初陣は敗戦となりました。
注目選手
ホーム磐田は荒木大吾選手。
後半の45分だけのプレーでしたが、突破やクロスでチャンスを演出していました。出場時間を見るとレギュラーを掴んでいるわけではなさそうですが、監督も新しくなり、レギュラーを掴むチャンスですね。
アウェイC大阪は瀬古歩夢選手。
まったく知らない選手でしたが、木本選手を押しのけて堂々としたセンターバック振り。
ビルドアップや攻撃の開始となる縦パスも狙っていて今どきのセンターバックという感じです。
183cmとサイズもあり、貴重な若手選手ですね。
将来日の丸もあるかも？？
まとめ
磐田は勝ち点を積むことができず、苦しい状況から抜け出せませんでした。
この試合としては、中山選手を下げるタイミングが早すぎたかな、という感想です。
パスがまず入りませんでしたが、数少ないパスにはポストとなる仕事はしっかりこなせていましたので、アダイウトン選手の突破だけでなく中山選手に当てる攻撃も後半見たかったです。
後は注目選手に挙げた荒木選手からのクロスを合わせるところも見たかったですね。(大久保選手の出来が悪かったわけではありません)
また、エベリシオ選手が出ていなかったのはどうしたのでしょうね？先日の試合でとても良いパフォーマンスをしていたので期待していたのですが…
何にしても、フベロ体制での戦いに光も見えそうです、降格圏脱出に頑張ってもらいたいですね。
逆にセレッソはさすがの展開でした。
特に1点目の丸橋選手のフリーキックは完璧すぎて言葉がないくらい…
個人的に好きな鈴木孝司選手もしっかり出場時間を確保しており、初ゴールも近そうです。
勝ち点上、優勝は難しいかもしれませんが、ACL圏内は十分狙えそうです。
両チーム今後の検討に期待です！
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