【J1第34節】清水エスパルスvsサガン鳥栖

サッカー
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いよいよJ1も最終節を迎えました。
すべてのゲームが同時刻キックオフの為、観戦カードの選択に悩みましたが、
最終節での首位攻防「横浜vs東京」は横浜が有利、16位プレーオフ順位の湘南は降格が決まった松本戦ということで有利なので湘南が有利なのでは、ということで
14位鳥栖と15位清水の試合を選択しました。

16位湘南が勝利すれば勝ち点が38まで伸びるということもあり、
勝ち点36同士の両チームは勝利が欲しい試合です。
アウェイ鳥栖は得失点の関係でドローでも残留が決まります。

2019.12.7
清水エスパルス 1-0 サガン鳥栖
68分:ドウグラス

ゲーム

スターティングメンバー

ホーム清水は六平選手とドゥトラ選手を先発メンバーに加え、ドウグラス選手を1トップに据える構成となりました。

対するアウェイ鳥栖は金崎選手をベンチに置き金森選手をスタメンに選択。
4-4-2でゲームに入ります。

清水vs鳥栖 スターティングメンバー

前半

立ち上がり早々、ハーフウェーライン付近でフリーキックを得た鳥栖は、ファーサイドに向かってボールを入れます。
ファーサイドからヘッドで中央に折り返すと、豊田選手がフリーでヘディングシュートを狙います。
いきなりのチャンスでしたが枠に飛ばすことができませんでした。

その後は両チームとも激しくボールを奪い合いますが、全体的に鳥栖ペースでゲームが進みます。

清水のチャンスは23分、右サイドを綺麗なパス交換で完全に崩します。
クロスは合いませんでしたが、素晴らしい崩しでした。

さらに31分、ドゥトラ選手が左サイドからゴール前に低いインスイングのシュート。
誰かが触ってコースが変われば、というシュートでしたが、誰にも触れずにゴールキーパーの高丘選手がセーブします。
高丘選手はゴール前の清水の選手が目に入ったはずですが、冷静にセーブしました。

ペースを掴みかけた清水ですが、大ピンチを迎えます。
右サイドのルーズボールをファン・ソッコ選手がゴールキーパーの大久保選手へバックパスすると、金森選手が狙っており大久保選手の鼻先でボールを奪います。
大久保選手が金森選手を倒してしまいましたがノーファールの判定。
清水はヒヤッとするシーンでした。

前半はこのままスコアレスで折り返します。

後半

62分、中央から強引に攻める清水はドウグラス選手が降りてきてボールを前線に流すとドゥトラ選手が抜け出してシュート。
これは枠を捉えきれませんでした。

直後の64分、鳥栖はクエンカ選手を下げてアンヨンウ選手を投入。

すると68分、清水は鳥栖の右サイドバックの裏へボールを蹴り込むと、トップのドウグラス選手がサイドに流れてボールを拾います。
そのまま中央にドリブルを仕掛け、角度のないところからシュート。
ゴールキーパー高丘選手がギリギリ触れないコースに飛び、スーパーゴールが飛び出します。
清水は欲しかった先制点を奪いました。

ドウグラス選手のゴール

清水は78分にドゥトラ選手を下げて立田選手を投入。守備を固めます。

鳥栖は81分に金崎選手、86分にチアゴ・アウベス選手を次々と投入し同点ゴールを狙います。
裏で湘南が松本相手に先制ゴールを奪い、このままだと16位転落でプレーオフに回る鳥栖はなりふり構わず攻め立てますが、清水の大久保選手を中心とした守備を崩せず。

アディショナルタイムの97分に左サイドを突破し、アンヨンウ選手の鋭いクロスに豊田選手がヘディングで狙います。
最大の決定機でしたがギリギリで枠を外れ、万事休す。

豊田選手のヘディングシュート

ゲームはこのまま1-0でホーム清水が勝利。残留を決めました。
湘南に抜かれたかと思われたアウェイ鳥栖でしたが、湘南が90分に松本に追いつかれドローとなり、こちらも15位で残留を決めました。

注目選手

清水はなんといってもドウグラス選手ですね。
このゲームはなかなかドウグラス選手のボールが入る場面が少なく、あまり効果的に機能している感じはしませんでしたが、さすがの個人技で決めきってしまいました。
シーズン前半は苦しんだドウグラス選手でしたが、中盤から後半は大車輪の活躍でしたね。まさに助っ人という活躍でした。

アウェイ鳥栖は金森選手。
今シーズン鹿島であまり出番がなく、夏に期限付き移籍で鳥栖に来ましたが鳥栖でも活躍できていたとは言いにくい成績でした。
しかし今日は豊田選手のまわりを献身的に動き、セカンドボールを拾って鳥栖の攻撃を活性化していました。まだまだこれからの選手ですし、来年どこでプレーするかわかりませんが期待したい選手です。

まとめ

残留を懸けたとても激しいゲームとなりました。
結果として両チーム残留を果たすことができましたが、不本意なシーズンだったことは間違いないでしょう。来季への奮起を期待したいですね。
特に清水はまだ今季の天皇杯が残っています。ファイナル目指して頑張って欲しいところです。

湘南はJ2チームとのプレーオフにまわることになりました。
降格が決まったとはいえ、アルウィンで勝ち点3を持って帰るのは容易ではなかったということですね。
最終順位は以下の通りとなりました。
横浜Fマリノス、優勝おめでとうございます!!

J1最終順位 *jleague.jpより

来季もJ1リーグ、楽しみにしています!

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