我が家には小学校低学年の子どもがいますが、学校から帰宅するとすぐ遊びに出かけてしまい、どこにいるかわからない…ということがよくあります。
いまのところ時間にはしっかり帰ってきているので問題はないのですが、安全面や習い事などを忘れて遊んでしまうことを想定して、対策を考えていました。
位置情報検索サービス みもり
そんなわけで、GPSを使った位置情報サービスを探していました。
検討したサービスはみもりとGPS BoTです。
いろいろ検討した結果、我が家ではみもりを採用することにしました。
みもりとGPS BoTの違い
正直大きな違いはなさそうなので、好みで良いような気もしますが…
一応比較です。
みもり | GPS BoT | |
本体価格(初期費用) | 8,880円(税込)送料含 | 5,636円(税込) 送料含 |
利用料金(月額費用) | 748円(税込) | 528円(税込) |
支払い方法 | クレジット決済 | クレジット決済 |
利用者からの通知 | プッシュ通知有 | プッシュ通知有 |
音声(スピーカー) | 有 | 無 |
防水 | IPX5 | 生活防水、防塵(IP55)、耐衝撃 |
保護者アプリ | 有(無料) | 有(無料) |
本体寸法 | 48 × 48 × 19.6 [mm] | 50 × 50 × 18 [mm] |
本体重量 | 48 [g] | 46 [g] |
充電端子 | USB Type-B | USB Type-C |
その他 | 日本不審者情報センター情報連携有 専用ケース 1,628円(税込)有 |
ざっと比較を挙げてみましたが、そこまで差はないですよね。
費用は少しみもりの方が高くなっています。
そんな中でも我が家の決め手になったのは、スピーカーと不審者情報連携ですね。
ただ、個人的には、USB Type-Cが良かったです…
みもりの機能
機能の詳細は以下公式Webサイトにお譲りするとして、
その中でも私が便利に使っている機能をご紹介します。
音声メッセージ
みもりは音声でメッセージを送ることができます。
上のイメージのように、保護者のスマホから音声を録音し送信、みもり本体で聞くという使い方ができます。
メッセージは、音声録音のほか、プリセットされているものを選択、テキストで記入し音声に変換、と様々なアプローチが可能です。
メッセージを受信すると、みもり本体のインジケーターが光り子どもにお知らせ。
学校など、音声を鳴らしてはいけない場所をあらかじめ設定しておけば、そこでは鳴りません。
また、子どもが確認したかどうかももちろん確認ができます。
この機能を使って、「そろそろ習い事の時間だから帰ってきて」や「帰りが少し遅くなるからおうちで待ってて」などのメッセージを簡単に送信することができます。超便利。
プッシュ通知
逆に子どもから連絡をすることも可能です。
通知ボタンを押すだけ。下の図の△のボタンです。
すると、保護者のスマホにボタンが押されたことが通知されます。
我が家では、「怖いことやトラブルがあったら2回連続で押して」とルールを決めています。
通知場所の設定
自宅や学校、習い事の場所など、あらかじめ地図上で通知エリアを設定できます。
そこに出入りした場合、スマホに通知が届きます。
自宅を通知エリアにしているため、自宅を出たり帰宅したりすると上の図の2行目と3行目のように通知が届きます。
これなら自分が自宅を留守にしていても、子どもが帰宅したことがわかります。
そして、一番上ですが、不審者情報と連携し、そのエリアに子どもが立ち入ったかどうかの情報も連携してくれます。
これは、7月29日に自宅付近で痴漢が発生しており、そのエリアに子どもがいたことを通知してくれています。
また、行動履歴も追うことができますので、子どもが一日どこに行っていたのか、時間軸を追いながら確認することもできます。
移動手段
細かい機能ですが、位置情報の移動速度を検知し、乗り物利用の可能性も通知してくれます。
急速に移動していたりした場合、車や電車を利用している可能性があります。乗り物に乗ることが予定されていたことなのか、などによって現状把握の確認に使います。
みもりのパッケージ内容
みもりは下のような状態で届きます。
私は専用ケースも合わせて注文しました。(右のピンクのケース)
本体は、ダンボールに書かれているように5つくらいしか覚えるところがありません。簡単。
まとめ
これを持っているだけで、子どもの位置情報がわかりとても便利です。
ただ、プライバシーの問題と表裏一体なので、年齢に応じて子どもと相談しスマホなどにシフトする計画も必要ですね。解約はいつでもOKなのでその点も安心です。
専用ケースは、ランドセルにくくりつけられるようになるのですが、これで学校に行くと帰宅後にみもり本体を取り外して持ち歩く必要があります。これを子どもが忘れずにやってくれるかがとても大きな課題だと思います。
実際、我が家では何度かランドセルにつけっぱなしで帰宅後に遊びに行ってしまい、みもり上は家にいる、ことになっていることが発生しました。
ランドセルじゃなくポケットなどに入れていくか、検討が必要ですね。
また、学校によってはこの端末の持ち込みについて禁止されるところもあるかもしれませんので、事前に学校と相談してくださいね。
これまでご紹介した通り、子どもの居場所は知りたいけどスマホを持たせるには早い、そんな年代のお子さんにピッタリのソリューションです。
同じシーンをお持ちの皆さんへご検討をお勧めします。
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