SUPERCAR(スーパーカー)

音楽
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私が良く聴いていた音楽を紹介する企画、
今回は伝説のバンド、スーパーカーをご紹介します。

4ピースバンドというオーソドックスな編成ながら、
女性メンバーが1人いるというオリジナリティもあり、
もうとにかく夢中になって聞きまくりました!

スーパーカー

青春時代、ヒマさえあれば聞いていたのがスーパーカー
令和の時代にも是非たくさんの人に聞いて欲しい、そんなバンドです。

メンバー

中村弘二(ナカコー)、石渡淳治、田沢公大、フルカワミキの4人がメンバーです。

ナカコーはメインボーカルを担当し、多くの楽曲の作曲も担当しています。
ボソボソと抑揚なく歌う歌声が特徴で、ネガティブな言い方に聞こえますがまったくそんなことはない、スーパーカーにはなくてはならない歌声でした。

石渡淳治はギターと担当、多くの楽曲の作詞を担当。
私は特にこの淳治の詩が好きなんです…グッときます。
いろいろなアーティストへ楽曲提供をしており、Superflyの愛をこめて花束をや、Little Glee Monsterの世界はあなたに笑いかけている君に届くまで、など多くのヒット曲を手掛けています。

田沢公大、コーダイはドラム担当。スーパーカー解散後は一般企業に勤めているみたいですね。楽しそうに叩いている姿が印象的でした。

そしてフルカワミキはベース担当。メインボーカルやコーラスを担当することもあり、特に彼女の歌声はクリアで綺麗で、一瞬で虜になりました。

活動について

1997年9月に「cream soda」でデビューし、2005年に解散となりました。

有名な話ですが、フルカワミキが地元の音楽店にメンバー募集の貼り紙をして、それを見た淳治が同級生を連れて結成。
今だったらSNSなどで募集するんでしょうけど、貼り紙というアナログな手法がまたいいですね。奇跡的な出会いです。

音楽としては、デビュー当時はギター中心の正統派ロックという系統でしたが、活動の中盤から後期にかけてはテクノ系の音が中心でした。
個人的には中盤までのギターポップな音の方が好きでした。

楽曲ピックアップ

ここからは個人的に好きな楽曲を紹介します。
もっともっと好きな曲はいっぱいありますが、とりあえず5曲!
CDを何度も何度もかけた、とても大好きな曲達です。

cream soda

メジャーデビューの曲です。
確かラジオか何かだったと思うんですが、これを最初に聴いた時に一発で心を持っていかれました。歌詞、楽曲ともにとんでもないバンドが出てきたな、と衝撃を受けたのを思い出します。今もちょくちょく聴いています。

Lucky

2ndシングルです。これがまさに「スーパーカー」という曲だと勝手に思っています。フルカワミキとナカコーのボーカルが交互に出て、これがまた最高のハーモニー。そして忘れていけないのが歌詞。

「内心は、こんな僕のどこが良いかなんて、わからないんだけど、それでも僕に少しの男らしさとか広い心が戻れば、まだラッキーなのにね__」

なかなか書けないですよ、この詩は。
MVにはデーブ・スペクターさんが登場していましたね。

The Nostromo Legacy 様チャンネルより

Love Forever

スーパーカーの7thシングルです。
2ndアルバム「JumpUP」に収録されていた曲ですが、後々シングルカットされました。専門的なことはわかりませんが、単調?なリズムながら染み入るメロディーに、深い深い詩の世界…スーパーカーの真骨頂だと思います。

VHSでPVが発売されていて、購入して持っていたはずなんですが見つけられず…(見つかったところでプレーヤーがないですね)

この曲のPVは、ナカコーがドアを開け続けるだけの映像なんです。
数字の書いてるドアを開けると、またドアが…それの繰り返し。
だけど、曲のラストのドアを開けると、分娩室で助産師さんに取り上げられる視点の映像で終わります。

LoveForeverというのは、ラブソングじゃなくて親から子への愛情の歌なのかな、と感じました。

Strobolights

10枚目のシングルです。
歌詞も特徴的ながら、完全にテクノ側に移った時期かと思います。

「2愛(ツーあい)+(たす)4愛(フォーあい)」が繰り返される詩にテクノサウンドが乗り、そこにフルカワミキのボーカルが最高にMIXされた名曲です。
一曲通してミキさんがメインボーカルの曲です。

もう、ただただ最高。

YUMEGIWA LAST BOY

Strobolightsの次にリリースされたシングル曲です。
もしかしたらスーパーカーで一番有名な楽曲かもしれないですね。
窪塚洋介さんが主演した映画「ピンポン」の主題歌として起用されました。

相変わらずの”よくわからないようで、よくわかる”、”よくわかるようで、よくわからない”詩に心地よいメロディがベースに流れる名曲。

やっぱりコーダイと淳治のコンビを超えるクリエイターは出てこない、そう思わせる一曲です。

もっともっと新譜を聴きたかったアーティストです。
もし復活することがあれば、必ずライブに行きたい、そんなアーティストです。
皆さんにも是非聴いて欲しいです!

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ここまでご覧いただいた方はきっと同世代で好きな音楽ジャンルも近いと思います。
もうひとつ伝説的なバンドの the pillows についても記事を書きましたので、是非そちらもお付き合いください!

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